経営コラム
Insight

新年あけましておめでとうございます。
ブラン・パシフィークのSです。
昨年は多忙を極めましたが、充実した一年でした。
2026年のスタートにあたり、改めて私たちの立ち位置を整理したいと思います。
いまや生成AIを使えば、
補助金制度の概要も、事業計画のひな型も、財務シミュレーションの考え方も、
それなりの情報はすぐに調べられる時代になりました。
「コンサルタントは不要になるのではないか」
そんな声すら聞こえてきます。
それは、ある意味で正しいと思っています。
情報は、価値ではない時代へ
例えば、補助金制度の内容を“知っている”こと。
申請書の書き方を“理解している”こと。
それ自体は、もはや大きな差別化にはなりません。
AIは情報を整理し、論点を提示し、
一定水準のアウトプットを瞬時に生み出します。
しかし――
経営の意思決定は、情報ではなく「責任」を伴います。
戦略を決めるのは、検索ではない
どの投資を行うか。
どの制度を活用するか。
今やるべきか、見送るべきか。
それは、単なる情報収集ではなく、
・財務体力との整合
・組織体制とのバランス
・5年後・10年後の競争優位
・実行可能性
を統合した“経営判断”です。
AIは選択肢を示せますが、
その選択にコミットすることはできません。
申請できる補助金より、取るべき補助金を。
「補助金が出るから投資する」のではなく、
「事業成長に不可欠な投資だから、補助金を活用する」。
この順序を守ることが、持続的成長の前提です。
私たちは、採択されやすい制度を並べることを仕事にしていません。
戦略に必要なものだけを、適切なタイミングで取りにいく。
私たちの役割は、戦略を整理し、意思決定を支え、
実行まで責任を持って伴走すること。
攻めも守りも、戦略に。
その実行までコミットする。
それが、AI時代における私たちの存在意義です。
本年もよろしくお願いいたします。
S



